カッコイイ写真♪いろいろ

私の師匠は、舞台で踊られるときは、
全てご自分でお化粧をなさいます。

普通、なかなか、実際のお化粧の様子を見る機会って、ないですよね?

・・・・・・ってことで・・・・・・・・



2004年のお浚い会・「俄獅子」の「鳶頭」。


この粋な「鳶頭のお兄さん」が出来上がるまでを記録!!
コチラをクリック!!!!!

50枚近く撮った(よう撮ったな・・)中から19枚をピックアップ(^0^)



★上記写真の私の「疑問点」に師匠が解説をつけてくださいました!!★
            【その一】鼻筋から、白を入れていく理由・・・
                  先生「鼻をたてる(鼻筋)のは 女性がTゾーンを明るくして
                      顔を立体的に見せるのと同じ。
                      これをすることでいい男やいい女になります。
                      まっすぐ入れるのが大事。曲がると顔が曲がって見えます。
                      先にするのはより自然に見せるため。
                      後から入れる人もいます。
                      まぁベースメイクみたいなものかな。」


          【その二】首から白塗りを進めていく理由・・・
                   先生:「エリ(首)から先に塗るのは、どんな役でもエリは真っ白だからです。
                       自分で化粧する人は大抵まず、ここから塗る。
                       それにエリが白いと顔がはっきりするのね。
                       首が黒いままだと気持ち悪いでしょ。」


          【その三】あの「青いやつ」は一体何??
               先生:「青い棒は青黛(せいたい)といいます。
                      月代(さかやきと読む。お侍さんのちょんまげの青いところ)や
                      ヒゲにいれるもの。つまり薄く毛があるところにいれるものです。
                      原料は知りません。
                      歌舞伎の役者さんにはビリヤードのチョークで代用(!)する人もいます。」


          【その四】粋な衣裳のこと
               先生:「ああいう風に肩に紋が入る衣裳は首抜(くびぬき)といいます。
                       僕は藤間流だから藤間の紋ですね。」




下の写真は、2003年のお浚い会で、「将門」の光圀をなさったときのお化粧の様子です♪

かっくいいーので、「無許可」で勝手に載せてます(笑)
(カメラマンは私だから♪)







                 


               


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