本番を終えて・・・

本番を終えて、数日後。
友人のKatsukiくんが撮ってくれたビデオと
デジカメ撮影してくれた写真が届きました。


おそるおそる、ビデオテープをデッキに入れ、再生ボタンを押しました・・。


腰の悪かった私。
果たして、どんな踊りを踊っているのだろう?
不安が一杯です。


・・・・・・・・・・・おや?・・・・・・


意外なことに、私の感想は・・・

想像より、よく踊っている
だったのです!!


通常、自分の踊りのビデオって、
なんじゃこりゃあ?!
という感想になり、見た日は激しく落ち込むものなのですが・・


大変手前味噌になりますが、私は、「よく踊っていた」のです。


もちろん、「上手い」のレベルにはいってません。
欠点も山のようにあります。
でも、客観的に見て、発見できたことがあったのです。
それは・・・。


去年の私より上達してる!

ということ!!!


「へえ〜〜。こんなことができるようになってたんだ。何時の間に〜〜。」
という箇所がいくつかあり、
それは大変私にとって今後の励みになることでした。


そして、師匠に「もっとこうして」って言われたことの「意味」
自分の踊りを通してはっきりわかります。


「なるほど!こう見えるから、
ああ言われたんだ」

「なるほど、こう見えちゃうから、
やっちゃだめなんだ」


お稽古の時には、師匠に言われるがままに
「もっと手を広げろ」といわれるから広げ、
「もっと小さく」といわれるから小さくして・・・ってカンジなんですが、
ビデオを見て
「なぜ広げなくてはならないのか」
「なぜ小さくしなくてはいけないのか」が
はっきり確認できました。



欠点や直さなくてはいけないところをしっかりと認識し、
今後のお稽古に活かそう♪と思います。



☆師匠にビデオの感想をお伝えしたら☆
師匠に、上記のことを、ちょっと喜々として伝えましたら。


「普通、ビデオの感想って
みんな落ち込んだものが多いけど。それはよかったね。」
という笑顔の後・・・


しっかり戒められました!


「これで満足したら、
このまんまで終わっちゃうんだから、
次はもっと上を目指さなくてはダメだよ」


「だんだん舞台慣れしてきたのは、とてもいいことだし、
慣れてきたからこそ、踊りに華も出てきた。
でもね、慣れってのは怖いんだよ。
踊りをごまかす技を覚えちゃうから。
この段階にきた今だからこそ、
一つ一つを丁寧にやることを忘れちゃダメだ。」


は。はい!そのように心がけます!!


そして、次の言葉はずっしりときました。


「自分のいいところを伸ばそう、なんて思わないこと。
そうしないと自分のいいところに甘えるようになるから。
ビデオを見て、自分のいいところも発見できたと思うけど、
そのことはもう忘れなさい。
悪いところ、直さなくてはいけないところの事だけを
ずっとずっと覚えていなさい。



ひゃ〜〜〜!!き、厳しい!!
いいところのことは忘れなくちゃいけないんだ!


・・・・それにしてもウチの師匠のお言葉って・・・なんでこう・・
素晴らしいんでしょう!!



私の更なる上達を望んで下さるからこそ、の、この厳しさ。

神妙に聞きながら、思わず、
聞きほれてしまう♪私なのでした(^0^)。


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