重い!全部重い!!

「藤娘」が終わり、
本格的に「田舎巫女」のお稽古が始まった直後の師匠の第一声です。


何せテンポが速く、手が多いので、
腰を落す事に専念しないとふらついてしまう。
自分では、必死に腰を落として頑張って踊ってるつもりでした。


実は、私の、この腰を落す、の解釈が間違っていたのです。


「重いっ」
全部踊り終わった私に、ぶつけるように師匠が仰いました。


あみ:「え?どこが?」
師匠:「全部だよ!全部!



なんだか納得できない私。
間に遅れてるなら、重く見えるだろうけど、間には、入ってるはず。


師匠:「確かに、間には入ってるよ。でもね。」


間に入ってるのに、どうして重いの?!



師匠:「膝で、がっ!とおさえつけたまま踊ってる。
     歩くのもおすべりも、みんな動きが悪い。重い。



だって、だって、膝、うんと曲げないと、腰、落せない。


師匠:「あのね。正確に言うとね、
腰を落すってことと、
膝を力一杯曲げるって事は
イコールではないんだよ




え?





ええっ?!(*。*;)!




そ、それは・・・・・・。(ぼろぼろと眼から落ちるウロコ・・・・)



師匠:「腰を落としても、膝から下の動きは軽くないとね。わかる?」



・・・・わかりません(T^T)・・・。


師匠:「じゃあ、ほら、僕の、見てごらん」



師匠がお手本を見せてくださいました。
低い位置で、びしっと決まった腰は上下動がなく、
しかも膝から下はものすごい軽やかな動きです。

これ、これを要求されてるのか、私は。



腰で踊ってよ。



「田舎巫女」とのお付き合いの中での、最初の苦難がコレでした。
軽やかなお滑りが散りばめられた振り、
沢山歩くし、沢山回る。まして、おかめの振りもある。
言葉ではわかっていても、体が意味をわかってくれなくて、
かなりもがき苦しみました。(T^T)



トップへ
トップへ
戻る
戻る