下浚いのこと
★下浚いの写真をYahooフォトにUPしました!!
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下浚いとは、本番さながらのリハーサルのことです。
「藤曄会」の下浚いは、衣裳も鬘もホンモノをつけて、
地方さん、お囃子さん、すべてお呼びして行われます
※お化粧はしないので、フツーの顔です。ちょっとそこだけオカシイ(^^)※
床山・鴨治さん:「天女?一番重い鬘だよ(^^)」・・
最初は鴨治さんの冗談だと思ってたら本当だった・・(T0T)!
後ろになが〜〜く下がった髪が異様に重いこの鬘。
まして私は背が高いのでただでさえ鬘はでかくなる・・。
首をまっすぐするのが精一杯なほどの重さにびっくりして
不安げに鴨治さんを見つめる私・・
ほら!後ろにこんなに髪が下がってるの!!
ぎっしり髪が詰まってて重い重い!!
この写真だと途中で切れてるけど
さらに下はもっと長いんです
ほらっ!こんなに〜〜!!!重かったぞ〜〜!!
も〜〜!下浚いってのは〜〜!!
なんであんなに緊張するんだっ!
実は、私の師匠として、お稽古を見てくださるのではなく
「伯了」として、一緒に踊ってくださるのは
つぼ合わせと今回のこの下浚いだけ!
つまり、この日は「二度目」!!
師匠が踊ってる間に袖で待ってる時間なんて
緊張して死にそうでした。
オマケに鬘も衣裳も想像以上に重くて苦しくて。
踊っててイヤになりそうなほど辛かったです・・。
立ち位置もなんだかよくわからなくて
数箇所、確実に変なところで踊った記憶があります。
そして、ハプニング続出。
裾をつま先でひっかけて何度か転びそうに!
こんなこと、滅多にないのになんで!!
座ったら袖を踏んでしまい、
腕が動かせなくなった!
長絹から袖が出る!
長絹を右手で上に上げたあとヨウラクに袖がひっかかった!
(落ち着いて取れたけど)
空を飛んでるのに裾を踏んでつまづいた!
天女がつまづくかああ?!
本番でこんなことやったら台無しだ!!
そう、本番でやったら台無し!!!!ってことを
思いっきりやっちゃった下浚いでした(^^;)
そして、上記で書いたことを
すべて本番でやらなかったのは
この日に沢山「失敗」しておいたからだと
今は言えてよかったよかった(ほっ・・・)
朝からお手伝い部隊もきてくれたおかげで
みんなで助け合って、順調に進んでよかったです(^^)
本当にうちのお弟子さんたちは働き者だ〜〜♪♪
この場を借りてお礼を!!
この日のお手伝い部隊の代表の二人。ともみ&あいこ♪
キミらのおかげでどれだけ助かったか・・・
出演者一同、みんなキミ等に感謝感謝だよ〜!!
午後からきてくれたお手伝い部隊の皆様もありがとうございました!
控え室のワンシーン
さえさん(左)差し入れのべらぼうに美味しいおむすび(^^)にぱくつく
踊り終わった「鷺娘」Nくんと、これから踊る「天女」の絢也・・。
本番では私の次がNくんだけど、
下浚いは「地」(長唄、常磐津、清元、義太夫)ごとに
時間が分けられているのでプログラムどおりには行われません。
長唄の次が常磐津。そして清元、義太夫・・と続きました。
※下浚いの写真、沢山あるので後ほどUPします(^^)
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